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MAMMUTのGore-Tex Thunderstorm Rain-Suit(レインウェア)を買いました!実際に使ってみた感想・レビューなど

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ミズノのベルグテックを買って間もないですが。

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マムートの定番レインジャケットのThunderstorm Rain-Suit(サンダーストーム レインスーツ)が思いのほか安くなっていたので買ってしまいました。

購入に至った理由

ベルグテックEXに不安があった

ネットで私が所有しているミズノのベルグテックEXの事を調べていると、「撥水性や耐久性に難あり」との情報が。
ベルグテックはミズノ公式で耐水圧約30,000mm以上で透湿性約16,000g/m2/24hと謳っています。
この性能数値で尚且つレインジャケットとパンツのセットで1万円前後で買えるコストパフォーマンスの良さに惹かれて購入に至りましたが、撥水性に難ありというのを見てから気が気ではありません。
そして、先日以下の記事を上げました。

schemakun.hateblo.jp


この記事で言及している通り、撥水性は良いものの耐久性は期待できないという結論に至りました。(縦走や小屋宿泊じゃなければ使えますが)
そんな折りに、たまたま見つけたのがマムートのレインジャケット。

それがThunderstorm Rain-Suitです。


マムートThunderstorm Rain-Suitの使用感・感想など

現在はカタログ落ちした旧製品ですが、テクノロジーは今もまだまだ通用します。
2014年 初夏モデルらしくおそらく店舗で売っているものは在庫分しか無いと思います。

現行モデルはこちら

私が持っているものとの違いはジャケットとパンツが別売りになったこと。素材がGore Micro Grid BackerからGORE C-KNITへの変更です。別売りになってしまったのでかなりお得感は減ってしまいましたが新素材によりレインジャケットとしての性能がまた一段向上した上に軽量化されているのでモノとしてはすごい羨ましいです。

デザイン・収納性

デザイン
ジャケット


パンツ


マムートのイメージ
もともとマムートというメーカーのデザインはスリムな感じで、マムートといえば黒と赤!というイメージがあります。
マムートのあのマンモスマークもそうですね。


スタッフサックも付属
付属のスタッフサックに入れるとこのサイズに


着心地・フィット感

立体裁断が利いているので40Dの3レイヤーでも動きの邪魔にならず快適です。

ゴアテックスのレイヤーについて
2レイヤー、3レイヤーについては下の画像を参照して下さい。

冬山用ハードシェルなどは3レイヤー、軽量シェルは2レイヤーや最近のソフトシェルと呼ばれるものに多い2.5レイヤーと用途によってメンブレンの処理が違いますね。

フィット感
ジャケットのフィット感はダボつく感じは無いので使っていてストレスフリーです。
パンツはもう少しスリムでもよかった。こちらは△。登山靴のまま履いたりすることを考えると仕方ないですかね。


耐久性

このレインウェアに使われているゴアテックスメンブレンはGore-Tex Pro-Shellなのでレインウェアとしては十分な耐久性を備えていると考えられます。
また40デニールなのでアウターとしての耐久性は十分期待できます。


防水性・透湿性

日本ゴア株式会社のQ&A冊子の説明が下の画像です。


これを見る限りゴアテックスなので大丈夫でしょう。
と盲目的に考えますが、ベルグテックと比べても少なくとも防水性はサンダーストームが上、透湿性も同程度かやや勝ってるかなという印象です。


重量・価格

重量は
40D、3レイヤーでも重く感じません。ジャケットのみだと実測400g、パンツは300g。かなりアバウトですが。

これを着て肩がこるとかそういうのは無いです。
超軽量レインウェアというわけでもないので、十分。

価格は
値段は定価で¥43,000+消費税

高いですが、上下セットなのでお得感はあります。
私は在庫処分?のセール品を買ったのでもっと安く買えました。



使いやすさ・扱いやすさ

フロントには2Way 止水ファスナーを採用してます。水は入ってきません。


チンガード。これがないと結構ストレス。


ポケット部分。

ザックを背負った状態でもポケットの開閉ができるような構造です。



袖口にはベルクロ付き。



パンツはベンチレーションが付いてます。
これにより、換気の他に登山靴を履いた状態でもパンツを履いたり脱いだりできます。


その他、フードのひさしには芯が入っているので視界はよかったり調整が出来たりうまく作られています。



使われている素材の話

このレインジャケットに使われている防水透湿素材はGore-Tex Pro-Shell Micro Grid Backer Technology(マイクログリッドバッカーテクノロジー)

こちらは2007年に出来てから約10年程が経つ技術なので、流行りのGORE-TEX C-KNITと比べるといささか劣っているのかな?と思いますが、耐久性や防水透湿性の面で考えればまだまだ現役で使えます。それにGORE-TEX C-KNITが使われているウェアはまだまだ高いですし。

総評

マムートの現行モデルは、上下セットではなくセパレートタイプになりました。GORE-TEX C-KNITが使われ、価格は38000円+消費税。
私が購入したものは上下セット43000円+消費税なのでお得感は間違いなく減りましたね。
ただ、最新技術が使われているので快適性で考えれば価格に見合う価値はあると言えるでしょう。
柔らかさと快適さを取るか耐摩耗性を取るかは好き好きなので実際に脱ぎ着して判断するのがいいと思います。


実際に使ってみた

実際にオロフレ山でガスった時に着ました。
schemakun.hateblo.jp

流石に少し蒸れましたが防水性は素晴らしいと思いましたね。
かなりいい買い物をしたと思います。
あとは耐久性が気になります。手入れもしないといけないので大変です。大事に使っていきます。

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