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MAMMUTのACONCAGUA JACKET(アコンカグアジャケット)を実際に使ってみた感想・レビューなど

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先日「trekkINN」で初めて個人輸入しました。
schemakun.hateblo.jp

その時に買ったのがマムートのアコンカグアジャケットです。

あれから実際に山で使ってみていろいろと分かったことがあったのでまとめてみました。

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マムート ACONCAGUA JACKETの使用感・感想など

まずウェアの分類としてはミドルレイヤーの化繊ジャケットですね。見た目はフリースっぽくないですがフリースのように使います。ですが、フリースのような保温性があり着心地も良くかなりイイです。


使用されている素材は「Polartec® Power Stretch® Pro」です。

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ポルトガルで製造されたようです。
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デザイン・収納性

デザインはこれぞマムートという感じの色使いで好み。襟があるのでシュッっとしているようにみえます。

ただし、フリースのように若干かさばる。

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首の後ろの襟にマムートの刺繍、左腕の部分にはロゴがあります。


着心地・フィット感

外国人サイズなので裄丈が長いく、いつも肘あたりで余った袖を調整しています。

私のはMサイズなのでSサイズでもよかったかもしれません。購入する前に試着した方がいいですね。

Polartec(ポーラテック)なので着心地はいい上、「Power Stretch Pro」を使っており4方向にストレッチするのでフィット感も良いです。

ジャケット表面はツルツルしているのでアウターウェアとの干渉も最小限に留まりますのでストレスフリー。


保温性・透湿性

このジャケットは表地がツルツルしており肌触りよく、裏地が起毛になっているので保温性も良しです。

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吸湿性もさることながら速乾性も高いので非常に素晴らしいです。ポーラテックパワーストレッチプロは伊達じゃありませんね。


ただし、これはミドルレイヤーとして使った場合の話で。通気性があるので基本的に快適ですが風がビュービュー吹くような場所ではこの通気性が仇となり寒いと思いますので、行動着としては風があまり強くないという条件が付きます。

防風シェルをアウターに着ればある程度の寒さも対応できそう。


私の場合、冷涼な北海道で使用するので春・秋には普段着としても使い勝手がよく、夜間の撮影にも使っています。


耐久性

公式によると

ナイロン面の付いたPolartec® Powerstretch® PROのおかげで非常に丈夫な耐摩耗性

とのこと。

実際に1か月ほどほぼ毎日、通勤時と登山に使っていますがクタクタになっていません。ただし、毛玉が数か所発生していますのでこれを嫌う人はやめた方がいいかもしれません。

ちなみにこんな感じです。

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たった1か月程度では耐摩耗性なんて分かりませんので、こちらは追記するつもりです。

使いやすさ・扱いやすさ

ふたつのスライドジッパー式ポケットがあるのでザックを背負ったまま使えます。

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内側はメッシュ。


サムループがついているので袖丈が長いのもカバーできそうです。
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チンプロテクション付。
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これ大事です。

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登山における必要な機能、使いやすさは備わっていると思います。


重量・価格

重量(メーカー表記):415g
重量(実際に計測) :377g

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これが重いのかどうか私には分かりませんが、気になったことはありませんね。


価格はマムート公式で ¥ 23,000


高いですね。


この金額なら買いません。今回は安く買えたのでいいものの正規の金額はちょっと無いです。

ちなみに本国スイスでは通常200スイスフランですが160スイスフランで買えます。日本円にして約17,400円。うーん、これならまあいいかなと思います。

ただ、マムートはもともとコスパがいいメーカーではないのであとはこだわりや自己満足の世界。


こういったマウンテンウェアを登山にだけ使うと考えたら高いですが、普段着にも使えばそこまで気になりません。
むしろ機能性はいいので私はこちらを取ります。


総評

行動中のアウターとして考えるならば化繊インシュレーションの方に軍配が上がります(このジャケットだと通気性が良すぎるため)

しかし、ミドルレイヤーとして使うのであればシチュエーション次第でこのジャケットは適度な保温性がありとても快適です。

何より着心地がいいというのが最大のメリット。このことは同様にフリース全般に言えることです。

ただ、このアコンカグアジャケットはポーラテックパワーストレッチプロなので着心地や快適性、動きやすさをメインに考えられています。真冬で使う場合はポーラテックサーマルプロを使用した毛足の長い保温性抜群なフリースやアウトドア用のダウンジャケットが適しているかと思います。


私の個人的な見解として、このジャケットは真夏はともかく春・秋・初冬で十分な性能を発揮できると思っています(ミドルレイヤーとして)。
そして使用場所もタウンユースから登山など気兼ねなく使えます。そうなればオールシーズン使えるので万能なフリースジャケットとして使えると思います。



ちなみにこのアコンカグアジャケットとは別にマムートから同じような製品が出ています。
https://www.mammut.ch/JP/ja_JP/B2C-Category/Men/Aconcagua-Light-Jacket-AF-Men/p/1010-18300-2088

「ACONCAGUA LIGHT JACKET AF MEN」アコンカグア ライトジャケット です。

簡単に言うとアコンカグアジャケットよりさらに薄手の軽量フリースジャケットですね。素材も「Polartec® Power Grid」ポーラテックパワーグリッドなので、よりドライな状態を目指したウェアに思います。正直こちらの方が放湿性は高いかもしれませんが一つだけ譲れないモノが合った為見送りました。

何かと言うと胸ポケットしか無いというところです。

私は普段着にも流用しようと考えていたため、これではスマホしか入れられません。欲を言えば車のキーや財布もポケットに入れたいのです。

あと見た目がアンバランスに思います。

ここは個人の好みなので着比べてしっくりくる方でいいと思います。



ミドルレイヤーの選定はかなり難しいです。
実際に使ってみないと分からないことが大半なので私のレビューで少しでも何か参考になればと思います。

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