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【キャンプデビュー】仲洞爺キャンプ場で初めてのキャンプ【2018年5月】

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*夕陽が沈む洞爺湖



GWに初キャンプに行ってきましたー。




キャンプ地に選んだのは『仲洞爺キャンプ場』!


買い出しや準備でバタバタしてしまいキャンプ場に着いたら夕方で、そこからテントを張ったり大変でしたが飲んで食ってとても楽しかったです。


あとキャンパーが不便なのに何故キャンプをするのか、少しだけ分かった気がします。


今回はその時の様子を少し紹介してみますね。

キャンプは前日の準備から始まっている


今回のキャンプ、本来予定していた日程の天気が微妙そうという理由から全く関係ない日の朝に急遽行くことに決定しました。

そのため出発日にも関わらず全く準備をしていなかったので朝からバタバタしっぱなし汗

キャンパーの常識かと思いますが事前準備の大切さをしみじみ感じましたね。


教訓「キャンプの準備は車への積込も含めて前日にやっておくべし



クーラーバッグが無い問題

そんな中、持っていくモノの選定をしていて大変なことに気が付きます。

あるはずのクーラーバッグが見当たらないのです。家の隅々から車庫・物置と探しても無い。



ちなみに探し物は上の商品とは別ですが、ホームセンターで売ってる至って普通のこんな見た目のやつ。

全然見つからないし、もしかして捨てた・・・?

ここのところ姿を見ていないので何かで汚れた拍子に捨てたんだと思います。記憶が曖昧ですけど。


最悪クーラーバッグは無くてもいいかなと思いましたが冷たいお酒がどうしても飲みたかった(重要)ので買うことにしました。

キャンプ用途であればクーラーバッグじゃなく、クーラーボックスを選ぶべきかと思いますが我が家のデミオに荷物を積み込んでみると置けるスペースが確保できなさそう。

そのため今回は普段使いも出来るそこそこのソフトクーラーバッグを購入する方向に。


ちなみに調べたら価格の割に保冷力があると評判のサーモスのソフトクーラーが良さそうだったのでこちらを探します。




家から新品のアウトドア用テーブルやグッズを車に運び込み、あとはクーラーバッグと食材を買うだけという状態でとりあえず近所のスポーツデポへ。

しかし、お目当てのソフトクーラーバッグが全然ない!いや、あるにはあるけどなんだかとても高いモノばかりで予算オーバー。

出来ればサーモスのが欲しいけど無ければ2,000~3,000円くらいでそれなりものもでもいいやと考えていたので、とりあえず隣のホームセンター(ホーマック)にも行ってみる。

ところがこちらにも置いてない。それこそホームセンターにありがちな保冷力だいじょうぶ??ってやつしかない。

仕方がないのでここでは木炭だけお買上げ。以前、バーベキューをやったときは5kgで400円ぐらいのやっすい炭を買いましたが今回は奮発して備長炭に。お値段4kgで1000円と倍以上です。どのくらい違いがあるのか試してみるのが楽しみ(そもそも違いが分かるかな?)

まさかここまで見つからないとは思っていなかったので、困った私たちは北海道在住の方ならお馴染み「秀岳荘」なら流石にあるだろうと一番近かった北大店の秀岳荘へと向かいます。

ところがクーラーボックスばかり展示してあって思ったよりもソフトクーラーがありません。あっても1万くらいする高いモノだけ。


こうしてクーラーバッグ難民となった私たちですが、ふとひらめきました。

「ヨドバシカメラならあるんじゃね?」

早速ヨドバシへ。2階のアウトドアコーナーに向かってみるとありました!流石ヨドバシカメラ。


残念ながら目当てのサーモスは在庫切れで置いてませんでしたが、代わりにロゴスのこちらを購入。


保冷力は未知数ながら、サイズ感や価格がベストでした。

クーラーバッグを買ったのはいいのですが、保冷剤の存在をすっかり忘れていたのでヨドバシでキンキンに冷凍されている保冷剤を二つほど購入。買ったらすぐ使えるのはとてもいいですね。


これで一安心。あとは食材を買うだけなので、道中のスーパーで買ってきました。

クーラーバッグの容量は15Lと決して大きくないですが、1日分の食材とお酒数本であればスペースは十分でした。いずれは30L以上のクーラーボックスを買い足そうと思います。



とりあえず仲洞爺キャンプ場に到着


札幌から休憩なしで中山峠を越え、国道230号から洞爺湖の方へ抜け着いたら18時。


夕陽がいい感じになっていました。

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とりあえずカメラとミニ三脚をもって湖畔で撮影。


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ほんとならもっとじっくり構図など考えて撮りたかったのですがそうこうしているうちに日没間近です。急いで受付して場所探しとテントを張ります。


キャンプ場内の管理センターの受付時間(10時~17時)を過ぎていたのですぐそばの温泉施設『来夢人の家』で受け付けします(ここは20時30分まで)。一泊大人一人450円。



車から荷物をアウトドアワゴンに積み替え今夜の寝床を探します。


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ちなみに荷物はこんな感じ。二人分でまだまだアイテムが少ないはずなのにコレ・・・。コストコで買ったアウトドアワゴン、思ったより小さいのかな。スペース的な意味で改善するとしたら外箱に入っているバーベキューグリルくらいか?荷物の多さに四苦八苦しそうだ。



この後は急いで設営したので写真がありません。テントとタープの位置決めに若干手間取りましたがなんとか真っ暗になる前に張ることができました。


お腹も空いたのでとりあえずご飯にします。



初キャンプの食事!

キャンプブログなんかみてるとありがちですが、食事に夢中だったのでほとんど写真撮ってない・・・。

私も例に漏れずやってしまいました。なので数枚の写真で雰囲気だけでも伝わればいいでしょうか。



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スーパーで買った焼肉セット(豚肉と牛肉)を炭火頂く。気のせいかもしれないけど備長炭ってお肉がしっかり焼けるくらいまで燃える?(温まる?)のに時間がかかる気がします。火付けが悪いってこのこと?コレが初心者に向かないって言われる理由なのかな。

それよりも4~5時間は消えずにいて持続時間の長さにびっくり。安物の炭なら食事中に何度も追加しないとダメでしたが今回は最小限の炭で済んで、購入価格は高いですが結果コスパに優れてるんじゃ無いかと思いましたね。


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*スーパーの安い焼肉セットですがこうやって食べるとおいしい


ステンレスマグを持って行って正解。ビールがずーっと冷たいままで美味しかったー。

これが楽しくてキャンプ(というかバーベキューw)やりに来たようなもんです。このままたらふく食べて、ちびちびお酒を飲みながら静かな時間を過ごしました。


ふと周りを見渡すと結構焚き火をされている方が多い。散歩ついでにサイト内をグルっと回ってみるとファミリーキャンパー以外のソロやペアキャンパーはほとんどと言っていいくらいやっていた印象を受けました。

そんな様子をいいなーと横目にスマホで焚き火台を調べてみるw

初心者的発想ですがキャンプに焚き火はつきものな気がします。これは近いうちに導入するでしょう。




夜のキャンプ場の雰囲気

仲洞爺キャンプ場はサイト内にほんのりと街灯のような灯りがあります。真っ暗では無いのでヘッドライトなどが無くても一応散策可能でしたが、ロープやペグにつまずいたら危険なので何かしらの光源はあった方が身の為ですね。


この日は騒がしいキャンパーがいなかったのでみなさんゆったり過ごしていました。私もこんなキャンプに憧れていたのでとても満足。日常の喧騒から離れてリラックスできてキャンプサイコ―って感じです。



寝る前にトイレへ行くと月が綺麗だったので思わずカメラを引っ張り出して何枚か撮影。


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私たちのテントは写っていませんが夜のキャンプ場の雰囲気が少しは伝わったでしょうか?


ほんとうはもっと暗いですが目が慣れてくるとだいたいこんな感じに見えます。


もう一枚。



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手前のタープが私たちのです。


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植物に詳しく無いのでわからないですが木に花が咲いていたので月と一緒に撮ってみました。


この日はこれくらいにして寝床に。



初キャンプの朝を迎える

鳥のさえずりが聞こえて5時半頃に目が覚めました。


初めてテントで寝てみましたが夜中に物音で一度目が覚めたくらいで普通に寝られて一安心。


3シーズン用として購入したややオーバースペック気味の寝袋は非常に快適でよく眠れました。スリーピングマットも安物にしては地面の硬さを軽減させてくれたので今の自分にはこれで十分。今後、よりコンパクトで性能的にも優れたスリーピングパットを導入する可能性はありますがキャンプに限れば必要無いかもしれない。


収納サイズだけはちょっと気になりますがこの価格で導入できることを考えたらメリットが大きいです。



湖畔にあるキャンプ場の特権

さて、せっかく目が覚めたのでテントの外に出てみます。


意外にもまだ周りのキャンパーは寝ているのか、行動している人が少なくて静かな朝です。


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テントから10秒でこの景色。ほんとはもっと近くにテントを設営できればよかったんですが到着が遅かったので次回こそは特等席を取りたい。


こういうキャンプ場って朝からこんな景色が見れるので幸せですよね。


ちょっと霞んでいますがこれはこれでアリかな。いろんな鳥の囀りが聞こえて心地良いです。



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この辺りは洞爺湖に向かって伸びているこんな形の木が多かった。



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今回はテントとタープはこんな感じで配置してみました。

と言っても初キャンプなのでとりあえず張ったらこうなっただけなんですけどねw


朝食

お腹も空いてきたので早めの朝食にします。


まずホットサンド。

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こちらはツナマヨとキャベツの千切りを挟んだお手軽サンドです。

使用したホットサンドメーカーはこちら。


最低限の造りながらもしっかり焼けるし全く問題なし。これが1,000円ちょっとなら買わない手は無い。

火加減によりすぐ焦げるとのことなので、ガスバーナーで弱火で様子見しながら焼きました。結果、かなりうまくいっておいしかった。いろんなレシピを試してみたいですね。


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続いて目玉焼き。使用しているのはユニフレームの「ちびぱん」

小さ目な1人用鉄フライパンです。実際に使う前にシーズニングという手間がありますが、キャンプにおいてはこのサイズがとても便利でした。今度はこれでチャーハンとか作ってみようかな。

注意点として普通に使っていると取っ手がアツアツになり素手じゃ持てなくなること。なので専用のシリコンハンドルも購入。


全く熱さを感じないわけじゃないけどきちんと持てるようになる。また、このハンドルで個性を出す為に革製ハンドルを自作したりする人もいるようですね。別売りのちびぱん用のリッド(蓋)は今後のレシピ次第で購入検討します。



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雑然としたテーブル汗


今後、グループで行くことはあっても基本的に二人なのでコールマンの2~4人用を買いました。


最初は同じような商品のアルミで安いテーブルにしようかと思いましたが初心者のくせに謎のこだわりを発揮。キャンプにはウッドテーブルでしょーとこれに決めました。

この大きさになれば安定感もそこそこあり、収納時もそんなにスペースを取らないのでこれにして良かったと思います。



朝食を終えたら片づけもそこそこにやることもないので、炭火で温まりながらゆっくり過ごす。


結局私たちはダラダラと過ごしチェックアウトギリギリ(14時)までキャンプを楽しみました。



初めてのキャンプで感じた課題点

たいそうな見出しですが、初心者ながらに初めてのキャンプを終えて感じた問題点や課題点を挙げてみました。


キッチン道具の収納

ちびぱんやステンレスマグ、食器類、トングなどをまとめて収納できるボックスケースみたいなのがあれば便利かなと思いました。というのも、現状大きめのトートバッグにいれていて欲しいアイテムを探すのも面倒だし何よりもバッグが汚れに弱い。

キャンプ道具がかさ張るのは仕方ないとしてもキッチン周りの道具をもう少しスマートにしたいと感じます。


調味料の持ち運びが不便

上のキッチン道具と共通点が多いですが、サラダ油やしょうゆ、塩、こしょうと言った調味料を家からそのまま持ってきているのでサイズ感がバラバラで収納に困ります。調味料類は別な容器に移してコンパクトに持ち運べないか思案中。良いアイテムがあればいいんですけど・・・。


洗った食器の乾燥が手間

よく見かける干物を干しておくネットみたいなの、アレほしいですね。

今回のキャンプでも結構な数をみかけました。私たちは持っていなかったのでテーブルにキッチンペーパーを敷いて食器類を置いて自然乾燥という手段を取りましたが、まあ効率は良くないです。あまり乾いてませんでした。

次回までには欲しいアイテムです。


寝るときのまくら

今回、まくらの存在を忘れていて持ってきていたダウンジャケットを丸めてまくら替わりにしていました。つかえなくはないですが当然使い心地はよろしくない。

相方に至ってはきちんとまくら替わりになるものを使わなかったので首や肩を痛めてしまったよう。わざわざまくらを買うことも無いかもしれませんが、そんなに高いものでもないので眠りの質をよくするためにも買ってみようかと思います。


LEDランタンだけだと暗い

初めてのキャンプだったのでランタンはとりあえず持っているLEDランタンを使いました。


レビューをみてみると「メインランタンとしてもいける」みたいなことが書いてありますが、個人的にはメインには不向きかなと思いました。

まず光量不足が否めない。テーブルやキッチン周り用であればそれなりに使えますが、メインランタンとして使うにはどうしても構造上影になってしまう部分が暗く感じてしまいます。

3分割+本体に分離可能なのでちょっとトレイに行くときやテント内で使うときなど便利ですが、電池式のためどうしても使っているうちに光量が弱くなります。メインがこれだと正直不便です。

やはりランタンは複数持ちがベストですかね。メインを張れるLEDランタンもあるでしょうが手軽なガスランタンを導入したいところ。

あとLEDの色味が白なので雰囲気ぶち壊し感がw


焚き火がしたい

実際に焚き火をやっているのを見かけてやってみたいという思いが高まりました。

焚き火の近くでお酒を飲みながらゆったり過ごす。小さいことかもしれませんがそんな贅沢がしてみたい。




仲洞爺キャンプ場のココが良かった!

個人的に良かったなと思った点をあげてみます。


チェックアウトが14時(昼までゆっくりできる)

・温泉施設が併設されている(今回は利用しなかったけど)

湖畔にあるキャンプ場なのでロケーションはバッチリ

・うるさいキャンパーがいない(たまたまかも)

・駐車場からサイトまでが近い

・トイレ、水回りの設備OK

・ゴミ出しOK

・札幌からそんなに遠くない(片道2時間くらい)

・遠いけど花火がみえる(洞爺湖ロングラン花火)




最後に

前からやってみたかったキャンプをようやっと出来て大満足。

たった一回のキャンプですっかりその魅力に取り憑かれてしまいました。今年は個人的にはキャンプイヤーになりそうw


さーて、次のキャンプ地どこにしようかなー。

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