白老町と壮瞥町にまたがる火山「オロフレ山」を登山しました!初心者にもオススメの楽しい山です
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*シラネアオイ
北海道はここ一週間パッとしない天気が続いていますが、日曜日に「オロフレ山」に行ってきました。
ダイナミックな景色と貴重な高山植物があり、予想以上に楽しかったです。
場所はこのあたり
オロフレ山はどんな山?
白老町と壮瞥町をまたがる標高1230.8mの火山で壮瞥町の最高峰。アイヌ語の「ウオロ・フレ・ペッ」(水中の赤い川)が語源だそうですが、よく意味が分かりませんね・・・。
登山口がオロフレ峠展望台そばなので登る前から見晴らしのいい景色が楽しめます。
展望台からオロフレ山山頂までの標高差も300mほどなので初心者も無理なく登ることが可能。
その上迫力ある岩肌などの景色が堪能できるので上級者にもオススメできる山です。
また自然環境保護が行われているので貴重な高山植物の群生を見ることも可能なので女性にもオススメスポットです。
オロフレ山の登山口アクセス方法
オロフレ山の登山口はオロフレ峠展望台すぐそばです。
なのでオロフレ峠展望台までのルートをまとめました。
道道2号線を分岐して展望台まで行きます。
公共交通機関は無いので、タクシーか自家用車で行くことになりますね。
オロフレ峠展望台です。
壮瞥町方向(453号線)から行くルートと登別・白老方向(36号線)から行く方法があります。
ただし通行止め期間・区間があるので注意。
まず道道2号が11月~4月までの夜間(17時~9時)通行止め。
そして道道2号から分岐してオロフレ展望台まで行く道が11月~6月(冬期間)ゲートがふさがります。
異常気象時も閉鎖されるようです。
オロフレ山の山開き時期
つまりオロフレ山の山開きは6月上旬(ゲートが解放されて)から11月上旬(ゲートが封鎖)されるまでの間ですね。ただ、ゲート手前に車を置いて徒歩で登山口まで行けばその限りではありません。徒歩30~40分かかる計算です。
展望台は駐車場がかなり広いのでいつ行っても車は止めることが出来ると思います。
トイレもあります。
実際にオロフレ山を登山しました!
家から寄り道しまくってオロフレ展望台についたのが15時40分ごろ。登山するには遅い時間です。反省。
登山口の写真を撮り忘れましたが、展望台左奥側です。
出発
16:00出発一応調べたところコースタイムは山頂まで90分、下山60分。日の入り前に下山できるはず。
さっそく立ち入り禁止の案内が。
いろんなところにロープが張り巡らされていて環境保護されています。
ロープがあるので変なところに迷い込むこともありませんね。
見通しの良いところに出てきました。
岩肌がカッコいいです。
連れを後ろから。冒険気分で楽しい。
危険そうに見えますがロープが張ってあるので安心です。
詳しくないので分かりませんが、数種類の野鳥が見られました。
左側の山のピークがオロフレ山の山頂です。
相変わらずガスがすごい。
ケルンがありました。
この辺りは眺望もよくスペースが広かったので休憩場にもなりますね。
ここまでくればもうひと踏ん張りです。
振り返って。iPhoneで撮影。
山頂到着
いきなりですが山頂到着です。
90分程で登頂。
17:30ごろなので当然誰もいません。貸切です。
記念撮影。
天気良くなくて残念。また晴れた日に来たいです。
調理します
今日はバーナーなど調理器具を持ってきたのでこんな天気ですがクッキング。
今日の主役はこちら。もち入りわかめうどん(好日山荘のセール品)!
お湯を沸かします。
ちなみにこのバーナーはネット通販で1000円以下の商品です。
問題なく使えました。
関連:
登山・アウトドアで食事をするためにストーブ(バーナー)とモンベルのクッカーを買いました。 - 4次元フォト
こちらも好日山荘のセール品。山ではあったかいものが飲みたくなります。
スーパーで買ってきたおにぎり。自分で握った方がおいしいですがこの日は時間がありませんでした。
先ほどのかに汁です。半分以上飲んだあとに写真を撮ったのでとっても少ないです。
スティックのコーヒー。手軽でいいです。
カップはSEA TO SUMMITのシリコンカップ。とてもコンパクトになるので重宝しています。
いつかチタン製のマグカップが欲しいです。
ほんとはコーヒーはブラックで飲みたい。
安物だからなのか湿気の影響なのかなかなか沸騰しません!
時間も無く少しぐつぐついってきたので麺を入れちゃいます。
*単に火力設定が弱かっただけでした!
思いのほか料理に時間がかかっています。こんな状況なのでゆっくり食べていられません。
完成!おいしそうです。
おもちが嬉しかった。つゆも全部飲み干していざ出発!
一眼レフはザックにしまいます。
下山
雨が降っていないのと登山道がちゃんと見えるのでなんとか下山できそう。
ただ、ものすごい強風です。非日常的な状況にテンションがおかしくなってました。
まだ陽は落ちていませんが暗くなってきました。
ヘッドライトを点灯です。
初めて使ったヘッドライト
登山では初めてヘッドライトを使いました。無くても下山できましたが、どんな山でも必ず携帯すべきだと再確認しました。安心感が違います。
駐車場に到着
1時間ほど必死に足元に気を付けながら下山しました。
展望台に到着。視界不良です。
自分の車の位置が分かりません。
白い靄みたいのはヘッドライトの反射。
無事下山できたので、車の中で一安心。
ノンストップで下ったので少し暑いくらいでしたが念のため暖をとりました。
オロフレ山の感想
登った感想は、とにかくガスがすごかった。登りはまだ天気が悪くなかったので、ごつごつした岩肌などダイナミックな自然の景色に圧倒されました。
高山植物を保護してるだけあってたくさんありました。女性にもオススメです。
しかし、今回のように山は午後天気が変わりやすいので時間に余裕をもって行動しましょう!
予想以上に楽しかったので今度は天気がいい日にゆっくり登りたいです。
登り途中の雲海
APS-Cなので広角端(18㎜*1.5=27mm)でもこんな感じです、もっと広角レンズが欲しい。
フルサイズ一眼も欲しいです。
まとめ
今回の山行は、三脚も持っていきましたが使う機会がありませんでした。もっと晴れている日であれば洞爺湖や倶多楽湖、胆振地方の他の山々やニセコ連邦・羊蹄山なども見えるようです。
分かりづらいですが洞爺湖です。
結構余裕をもって登れる山だと分かったので次回は撮影重視で三脚はその時にでも使いたいですね。
あとは高山植物にももっと注意して観察したいです。
オロフレ山は北海道の山でも札幌近郊、初心者にもオススメの山です。
車が無いとなかなか来れないですが一度登ってみる価値のある山なのは間違いないです。