天候不良だったけどタウシュベツ橋梁に行ってきた!今度は晴れてる時に行こう
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前回の記事より引き続き。然別湖から今度は糠平湖にあるタウシュベツ橋梁へ行きました。
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タウシュベツ橋梁までのアクセス・行き方
目的の場所はここ。湖の中です。
国道273号線沿いに「五の沢駐車場」の看板があり、少し行くと車を置いておけるスペースが出てきます。
そこから10分くらい林道を歩くと凍った糠平湖畔に。ここからタウシュベツ橋梁にアプローチ(30~40分)することになります。時間はあくまで目安。
然別湖から糠平湖へは冬期通行止めの為、迂回路になるので注意
*冬期通行止めなので上図のルートは使えません。
本来であれば北海道道85号鹿追糠平線をそのまま北上すれば距離的にも時間的にも早いのですが、然別湖から先は冬期通行止めなので迂回するしかありません。来た道路を戻り274号線を経由後、273号線糠平国道からアクセスすることになります。
普通に走って1時間20分ぐらい(85号線より30分くらい余計にかかる)。
ぬかびら源泉郷に到着
然別湖をお昼過ぎに出発。向かっている最中もどんどん雲は厚くなっていく。晴れていなくても、遠くからニペソツ山を見れたらいいなと思っていたのでテンションは下がっていきます。
しかもこの迂回路、道が真っ直ぐすぎて眠くなる。ミンティア ドライハードを口に放り込みなんとか誤魔化しつつ、ぬかびら源泉郷に到着。
お腹も空いてきたのでここでランチをとることに。目当てのお店は以前よりピックアップしていた洋食屋さん。
「ビストロふうか」です。
駐車場どこかなーとキョロキョロしているとどうも店内が薄暗い。それもそのはず、入り口に冬期休業中の看板が・・・。
そんなの知らない。
ネットで調べると休業中なのはすぐ出てきた。情報収集不足。
うーん残念、ハンバーグカレードリア食べたかった。どうせ、タウシュベツ橋梁も天気悪くてあんまりだろうから次行った時また来よう。
仕方なくほかの店を探す為うろうろしていると6人組の男性たちがとあるお店に入っていきました。
ビストロふうかからちょうど斜向かい。私たちもそちらへ行くことに。
「ナウシカ」というカフェレストラン。風の谷じゃないけどね。
店構えはこんな感じです。
テンションダダ下がりで温泉街の写真を撮っていないのでグーグルマップより拝借。
店内は思いの外広い。ちょうど混み合ってきてたので注文してから結構待ちました。
私が頼んだのはハンバーグカレーセット(確か1,050円)
相方は豚丼(確か850円)
味の感想。ハンバーグカレーセットは・・・
正直ふつうでした・・・
豚丼を一口頂いた。こちらはおいしい!豚丼にしておけばよかったなー。
腹ごしらえも済んだところで、次は食後の軽い運動も兼ねてタウシュベツ橋梁まで林道歩きです。
タウシュベツ橋梁を撮影
駐車場(国道沿い)に車を停めて身支度。どこが入口か分からないのでしばし誰かを待ちます。と思ったらワカサギ釣りのグループが林からわらわらと出てきた。
さっそく出発。
こんな林道歩きを10分くらいすると糠平湖に出ます。
木には目印のピンクテープが結わえてありますが、十分に踏み固められており迷うことはありません。
林道を越えました。だいぶ雲が厚くなってきた。
おお!キノコ氷!の成れの果て。ちょっと不恰好ですが見ることができてうれしい。
中心部に行くにつれ、ワカサギ釣りのテントを何張りか見かけました。
私たちもタウシュベツ橋梁に向かって歩く。
土手の境目。凍った湖面に立っているんだなと実感します。
ここまで来ると、音がほとんど無くなります。聞こえてくるのは遠くから聞こえる人間の話し声と鳥の囀りだけ。
タウシュベツ橋梁。遠目ですが。
かつての国鉄士幌線で使われていたコンクリートアーチ橋梁。
士幌線は帯広から十勝三股までの路線で、十勝三股からの木材輸送が主な目的。開通後は十勝三股一帯、全国屈指の木材生産地になったそうです。
糠平ダムが完成すると、周囲の路線も付け替えられ、いくつか点在する同様のコンクリート橋梁は廃線になり、湖底に沈むか荒廃していき現在に至ります。
タウシュベツ橋梁は北海道遺産に選定されており、夏は湖底に沈みますが、冬にはこうして日の目を見ることになります。
私が生まれるずっと前には既に使われなくなった廃線ですが、こうやって見ることができて、当時の周辺住民の環境や暮らしぶりを想像させますね。
雪も降ってきて視界が悪くなってきたのでここで撤退です。
土手に上がって踏み跡を辿り帰ろうとしますが、少しでも踏み跡を外そうものならズボっと。
ツボ足状態です。スニーカーで来ている人を何人か見かけましたが、できればスノーブーツか長靴がいいと思います。
まとめ
雪が深々と降り積もる凍結した糠平湖。自分の繰出しと衣擦れが最大の音源でやかましいですが、耳を澄ますと、どこからか聞こえてくる氷の軋音が心地良い。
零下でも不思議と寒さを感じませんでした。
撮影には向かない天候でしたが、こんな日にわざわざ来ることも無いのである意味貴重な体験ができたと思います。
今度は晴れた日に行きたいです。