ポーレックスのコーヒーミルが高いので、アマゾンで安物(1000円ちょいの)を買ってみたら予想以上に良かったので紹介してみる
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近年、日本ではコーヒーの消費量が増加傾向だそうです。確かにお歳暮なんかで貰うことも多くなった感じもします。
私はというと、会社に便利なエスプレッソコーヒーマシンがあるので毎日飲んでいます。思い込みかもしれませんが、朝コーヒーを飲むと頭がスッキリして仕事も捗るので家でも飲みたいなと思い始めていました。
インスタントやドリップバッグなど手軽なものもありますが、どうせなら自分で豆を挽いてみたい。欲を言うと登山でも携行できる軽量なものが欲しい。
以前から欲しいなと思っていた、登山でも携行できるコンパクトで軽量なコーヒーミル。メイドインジャパンのポーレックスコーヒーミルミニが有名ですが、ちょっとお高い(5000円くらい)ですよね。
そこでポーレックスのミルにそっくりなアマゾンで1000円ちょっとの格安コーヒーミルを買たので簡単に紹介してみます。
アマゾンで高評価、お手軽コーヒーミルを買ってみた【E-PRANCE】
今回買ったのはE-PRANCEの手動コーヒーミル。本体ステンレス製で刃はセラミックとなっています。
これはポーレックスのコーヒミルと同じ仕様ですね。
アマゾンでの評価は上々な印象。製品に当たり外れがあるようですが、それはどれを買っても同じこと。気にせず買いました。
持ち運び易さや大きさが制限されていないのであれば、据え置き型のモノが効率が良さそうですが、私の場合は登山での使用も考えているのでこのようなコンパクトなコーヒーミルを選択。
価格は税込1,680円(2月1日時点)私が去年買った時はもうちょっと安かった。
付属品はこちら。
・梱包箱
・本体
・説明書(英語)
・ブラシ
・消耗品パーツ(臼歯の軸受)
・ハンドル
普段から使うものは本体とハンドルのみ。他は大事にしまっておけばいいです。
同時に買ったもの
家で飲むのであれば一般的に以下の道具が必要です。ただし、コーヒーの飲み方淹れ方はスタイルによって違うのでそうなると必要な道具も変わってきますのであくまで参考までに。ちなみにここで紹介するのはペーパーフィルターを使ったハンドドリップの方法です。
もし一から揃えるということであればこれぐらいは揃えておきたいところ。
コーヒードリッパー
HARIO (ハリオ)コーヒードリッパー。コーヒー豆をミルで挽いたら、ドリッパーで抽出します。
ペーパーフィルター
HARIO (ハリオ) V60 用ペーパーフィルター。上記は1回の抽出量が1~2杯用。ドリッパーとペーパーフィルターに隙間が出来ないよう形が合うものを使いましょう。
コーヒーサーバー
HARIO (ハリオ) コーヒーサーバー450ml。最大で約3杯分くらいの容量です。電子レンジOKですが、直火はNG。
さっそくコーヒー豆を挽いて入れてみた
まずはコーヒー豆が無いとお話になりません。
今回はカルディで買った豆を使用。
蓋を開け、コーヒーミルに豆を入れていきます。
豆の量はメジャースプーンがあればすぐ計測して入れられますが、今のところなくてもいいかなーと思っています。目分量でも問題ありません。
豆を入れ終えたら蓋を閉め、しっかりとハンドルを取り付けて回していきます。ちなみにペーパードリップの場合、豆は中細挽きが最適だそうです。
1分少々経ちました。細かく挽かれたコーヒー豆が溜まっているのが小窓から見えるのでいいですね。
ちなみに豆の挽き具合の調整はこの黒いパーツの調整ネジを回します。時計回りが細挽き側(fine)、逆が粗挽き(coarse)です。
続いてはドリップする作業。今回は一人分なのでサーバーを使わずコーヒーカップに直接ハリオのドリッパーを設置してやってみます。
ペーパーフィルターをドリッパーにセットし、挽いた豆を入れます。ペーパーは折り目を付けるとセットし易いです。
次にお湯を注ぎますが「蒸らし」作業をすると美味しいコーヒーが飲めます。コーヒー豆の粉全体に少量のお湯を注ぎ、20秒ほど待つとイイ具合です。蒸らすことによってコーヒーのガスが抜け、お湯とコーヒーがよく馴染み美味しい成分を引き出せるそうです。
あとは2~3回に分けてお湯を注いでいきます。
ソーサーがないですが完成です。最初は少し手間かもしれませんが、慣れれば楽しい。コーヒー豆を挽いた途端いい香りがするので至福の時です。
定期的な清掃、分解は簡単
直前に使ったので粉がついてます・・・
このように簡単に取外し可能。ほんとはもっと細かく分解できるのですが、洗ったりブラシで清掃する程度であればこのぐらいでいいと思います。ただし、よく乾かすこと。
臼歯の受けのプラスチック部品は交換パーツが付属しているので消耗品なのでしょう。清掃頻度は人によると思いますが、少なくとも豆を変える時は洗った方が良さそうですね。
コスパ抜群のコーヒーミル。あとは耐久性次第
コンパクトなコーヒーミルとしてはかなりリーズナブルな商品。2か月ほど使っていますがトラブルもないので、このままの調子でいてくれたらいいなと思います。というかこんなことならポーレックスのコーヒーミル、いらないんじゃないか。
まとめ
自宅でも挽きたてコーヒーを飲めるようになり、来シーズンから山コーヒーを思う存分楽しめます。ドリップバッグと比べると自分で挽いた豆で飲むコーヒーは格別、これが山なら尚更でしょう。
登山にはハリオのドリッパーではかさ張るのでコンパクトなコーヒーバネットをそのうち買わないと。
ちょっとした悩みですが、自分しか飲まないのでコーヒー豆が余り気味。一応ジップロックに入れて冷蔵庫保存という抵抗はしていますが豆の鮮度がどうしても悪くなってしまうので、今後は量り売りで購入しようかと思います。
たくさんの豆を挽くには少し時間がかかりますが1人~2人用であれば使いやすく、E-PRANCEのコーヒーミルは価格的にも割と手軽なので自分で挽いた豆のコーヒーに興味があればオススメ。
とりあえず壊れるまで使い倒します。