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絶景!僕がオススメしたい天体・星景・風景写真集を紹介

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前々から星景の写真集で気になっていた本が1冊ありました。けど、こういった写真集って結構高いし、書店だとシュリンク包装されててチラっと読むこともできません。

で、考えました。図書館にあるだろうと。今はとっても便利な時代なのでネットで蔵書検索が可能です。調べてみると目的の本があったので先日、図書館に行ってきました。

ついでに写真集をいくつか借りてきたので、その中でも特によかったなと思える絶景写真集の本を紹介します。

グリニッジ天文台が選んだ 絶景天体写真


今回の中で一番オススメ。というかこの本のために図書館に行きました。

要約

この本は世界中のアマチュアカメラマンが撮影した写真をグリニッジ天文台が行った「アストロノミー・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」というコンテストの受賞作及び最終選考に残った作品を掲載しているものです。

超新星爆発の残骸やオーロラのカーテン、地上から立ち上る天の川、そういった天文学・天体に関する写真がたくさんあるので眺めていて飽きないです。

すべての写真に解説がなされていて、非常に貴重なアドバイスがあるのでこれから天体写真を撮ろうとしている人にはオススメできます。

特にいいなと感じた写真をいくつか紹介(写真は上げられないので文章です)


「緑色の世界」
雪景色と空いっぱいのオーロラ写真なんですが、構図が絶妙。撮った本人はきっと素晴らしい体験ができたと思います。


「ガリレオの黙想」
自然のアーチ状岩と天の川を合わせた星景写真ですが、着眼点が独創的で見たものを惹きつける写真だなと感じました。


「はくちょう座」
80枚の写真をモザイク合成したもの。もはや芸術作品である。宇宙の神秘を感じられる写真です。


「地球上の生命の源」
本誌の表紙写真。4844歳のイガゴヨウマツも宇宙にある無数の星たちと比べたら儚いものである。これを13歳の少年が撮影した事実に驚いた。


絶景×絶景


ナショナルジオグラフィックによる写真集。

要約

ナショジオワンダーフォトブックシリーズの一冊。180度見開きで2枚の写真を見ることができるのが特徴。全く別な場所なのに自然が偶然作り出した同じような写真だったり、対照的な写真だったり、世界中の絶景写真を集めた写真集です。もはやCGのような作り物にすら思える見たことも無い写真ばかりなので、一読すべし。


ナショジオに掲載されている写真なのでどれも絶景と言わしめる写真です。そして、ほとんどが日本では見ることができない貴重な風景、現地に行かなければ一生目にすることも無いことを考えると地球はほんとに広いです。これに負けないような北海道の写真が撮りたいですね。


一度は見てみたい、至極の星景色 星降る絶景

要約

沼澤茂美さん著書の世界各地で撮影された星空と天体写真集です。NHKの天文宇宙番組の仕事に関わっている為、様々な場所や天文台で撮影されておりその写真の星空には圧倒されてしまいます。ガチの人が撮るとこんなにも素晴らしい写真が撮れるのかと思わせるので一読の価値はあります。また、巻末には撮影データのインデックスが記されており、参考になるかもしれません。


個人的にお気に入りの写真は20ページの「岩の天窓」。岩の隙間から垣間見える天の川、その隙間は銀河へと繋がっているのではないか、そう想わせる力が宿っているように感じます。

もうひとつ「マウナケアの空に横たう天の川」。天文台の上空を見ると数え切れないほどの煌めく星と天の川。その圧倒的数の星空をもし生で見ることがあればきっと銀河系の一員なんだということが実感できるのだろうなと思います。


まとめ

以上少ないですが3冊の写真集の紹介でした。

改めて思いましたが、宇宙すごい。てか紹介した写真のほとんどが天の川笑

私もいつかはここにあるような写真を撮ってみたいです。その為にはまだまだ覚えることもやることもたくさんあるのでブログで備忘録的に今後記事にしていけたらいいなと思います。


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