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青空や紅葉撮影、水面撮影など色彩を鮮やかにするのに効果的なPLフィルターを購入しました!

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最近、自分の撮影手法の幅が狭く感じていました。もっといろんな方法で面白い写真が撮れないかと考えた結果、フィルターを使うことにしました。

どのフィルターを選ぶか

フィルターと言っても種類がたくさんあります。私は今まで保護フィルターすらつけていなかったので馴染みがありません。
PL(偏光)フィルター、ND(減光)フィルター、ソフトフィルター、クロスフィルターなどなど。

その中で私が選んだのはPLフィルターでした。現在の私の主な被写体は風景なのでPLフィルターの効果によって、美しいコントラストや色鮮やかさの表現が出来たらいいなと思い選択。

KenkoのサーキュラーPLを購入

今回買ったのはKenko(ケンコー)というメーカーの「PLフィルター PRO1D WIDE BAND サーキュラーPL (W) 52mm」というものです。

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レンズの前面にねじ込み式で装着します。

このPLフィルターの効果は強弱を変えることが可能です。フィルター部分は360℃回転する仕様ですが効果の範囲は180℃の間で変化します。なのでファインダーやモニターをよく見ながら確認することになりますね。初めて使った時はこの調整がなかなか難しかったです。
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PLフィルターについて、その効果を確認

英語でpolarized lightの頭文字を取りPLフィルターと呼ばれます。偏光フィルターとも。
水面や波、ガラスなどの反射を消したり、青空などの色彩を鮮やかにする効果があります。


空を青く撮る

PLフィルター 
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PLフィルター 
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こちらの写真は大雪レイクサイトにて撮影。あまりいい作例ではないのでご了承ください。
上の写真がPLフィルター未装着、下が装着の状態です。下の写真の方が空の青さが際立っています。空を青くしたい場合は太陽の位置が重要で、太陽に対して90℃の方向でもっとも効果が発揮されます。この写真はまさにその状態です。覚えておくといいですね。

PLフィルターを使う上での注意点

効果を掛け過ぎない
実際に日中の青空のもと使ってみた感想。色が鮮やかになるということで、なんでもかんでもフィルター効果を最大にして撮影しがちになりました。そうなると出てくる写真が結構のっぺりした印象になることも。適度な反射がある方が立体感がある写真が撮れるような気がします。
なのでその都度効果の度合いは調節した方がいいと思いました。同じ被写体でも数パターン撮っておくのがいいかな。

シャッタースピードが遅くなる
少しだけシャッタースピードが遅くなっているなあと感じた場面も。フィルター自体がサングラスのように薄暗いので当然なのですが、木陰などでは手振れしないように注意が必要でした。

フィルター効果を発揮させる反射角度
そしてPLフィルターの効果を発揮させるためには光の反射角度を意識する必要もありました。フィルター効果を最大限発揮させる為に大事なコトはふたつ。

  1. 撮影面に対して30度~40度で撮影(反射を取り除く場合)
  2. 太陽-カメラ-空を90度で結び撮影(青空を濃くする場合)

特に二つ目が分かりづらいですが、太陽を真後ろにした時の状況を想像できればあとは効果が出る範囲が変わるだけです。このため逆光ではあまり効果はありません。

フィルターの持ち運び
どうしようか悩んでいる点がひとつ。
現場でフィルターを外すのはいいのですが、置き場所に困ったり収納場所に困りました。レンズフィルターのケースか何かを用意しておかないとダメそうです。

K&F Concept フィルターケース 3枚用 フィルターレンズケース フィルターレンズポーチ フィルターソフトケース 82mmまでのフィルター径に対応

まとめ

これで少し撮影の幅が広がったと思います。
ただ、フィルターなのに良い値段しますね。そう思うのは私だけでしょうか。大口径レンズだと値段も倍ぐらいなので割ったりしないように気を付けないといけないですね。
PLフィルターでの撮影に慣れたら、次はNDフィルターを導入してみようと思います。

ちなみにPLフィルターも種類がいくつかあり、購入する時に何がいいか困りました。
同じフィルター径で値段が違うのは、フィルターの表面コーティングの違いや、透過率が高くファインダーが暗くならないフィルター、広角レンズにも使用できる薄型だったり、デジタル一眼レフのオートフォーカスが使える波長板だったりとややこしいです。
一般的なデジタル一眼レフ機であれば今回私が購入した「PRO1D plus WIDEBAND サーキュラーPL(W)」が間違いないかなと思います。

PLフィルターを実際に使ってみました!

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